新しい職に就くときに敏感になるのが、ブラック企業という言葉。世間では、ブラック企業の条件として、求人条件と全く違う、労働時間が長い、残業代がつかない、社会保険に入っていない、などがよく挙げられます。これらを採用段階で見極められれば、被害は最小限に抑えられますよね。では実際にどこを見たら良いのか。段階を追ってみていきましょう。
まず、求人を見て初めて企業に電話をしたときの対応。これはとても大事です。電話口の人がピリピリしていたり、暗い声の場合、電話対応方法は企業に入り最初に学ぶことでしょうから、それが出来ていない企業、または接客するときですらイライラが隠せないほどのストレスがかかる職場、ということになります。次に、返信スピードが挙げられます。返信スピードが遅い、ということは、担当者がよっぽどナマケモノでない限りは、それが仕事となりますので遅いということはあってはなりません。仕事がとても多く、メールの返信が後回しになってしまう、というようなことも激務の職場では珍しくありませんから、返信の遅い企業は注意が必要です。面接の予約をとりつけたら、次に見るポイントはやはり面接です。ここで見るべきポイントは、整理整頓がされているか、案内する人がどういう人か…職場の人と会う機会は限られますから、やはり百聞は一見に如かず、人に重きを置く人は会社に出入りしている人を含め徹底的に観察することをお勧めします。面接の後は、結果の連絡が入ります。電話での企業が多いように思いますが、時間に注目しましょう。時間が遅ければ、その時間まで働いている、ということです。しっかりとリサーチすることが大切ですね。